現在介護では、レクリエーションの重要性に注目が集まっており、施設内にてスタッフや施設が増えてきています。介護施設の目標が、利用者の機能回復及び、自立支援、介護予防だけではなく、生きる喜びや、楽しさを与えることで、「食事」「サービス」だけではまかなえない生活の質「QOL（クオリティ・オブ・ライフ）の向上をはかり、その人らしい生活ができるようサポートします。
レクリエーション介護士の仕事は、自分の趣味や特技を生かし、お年寄りの方が喜ぶようなレクリエーションを考える、自分のアイデアを企画書にして、実際に実行する、たくさんの高齢者と一緒に楽しむスムーズなコミュニケーション力などが求められます。自分でプログラムを組み立てて、たくさんの人に笑顔を与えることが魅力の仕事です。レクリエーション介護には、誰でも一定の講義を受ければ、取得することができる資格です。コミュニケーションを取るのが得意な人、遊びを考えるのが好きな人に向いている資格と言えるでしょう。なんと言っても人を楽しませるのには男性も女性も関係ないですので、誰でも積極的に目指せます。
レクリエーション介護の資格は1級と2級がありますが、国家資格ではなく、2014年に制定されたばかりなので、今の所世間にあまり知られていないのが現状です。ですので、給料が増えるというケースはあまり期待できません。しかし、これから知名度が上がり、レクリエーション介護士の需要がもっと上がれば、給料が上がる可能性が高いと言えるでしょう。介護と無関係な人でも取得できますし、介護士の方の取得も増えてきているので、ニーズは着実に上がってきています。レクリエーション介護士の現場での活躍が今後、大いに期待できるでしょう。